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| 『ニンジンより大切なもの』 |
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ボリス・フォン・スメルチェック(作)
松岡芽衣(絵)/清水紀子(訳)/主婦の友社 |
子供の頃の夢を思い出してください。どんな夢でどんな大人になるのだと想い描いたのでしょう。その頃の夢が今の職業に関連していますか。毎日のお仕事が楽しく、そして達成感がありますか。
生活費を稼ぐためにどれだけの人が楽しくお仕事をしているのでしょう。一週間が始まった月曜日に、週末まであと何日と指折り数えて過ごす、なんて人も多いかもしれません。その仕事が自分にあっているかどうか、この今の仕事は自分の天職なのだろうかと揺れ動く気持ちで向き合う『今』を抱えながら過ごすお父さん達にとって、『ドリームジョブ(理想の仕事)』を求めはじめた気持ちを本書のウサギのハンニバルが代弁しているようです。
誰もがうらやむ生活を手に入れても遣り切れない気持ちを妻のヘレナに指摘され、自分の夢を求めてハンニバルの旅が始まります。ハンニバルが求めるものは自分でも解らない。もやもやとした物が何なのかと自問自答しながら様々な動物との出会いによって、自分の夢をカタチあるものにしようと努力していきます。夢で家族は養えないという暗澹(あんたん)たる思いで旅を続けるハンニバルの葛藤がストレートに響いてきます。ウサギや動物が放つ『会話』は難しい言葉を使う事もなく、私達が抱えている気持ちと同じだと共感できるものでしょう。
【紹介者あとがき】
迷いのある時に、神様のお導きかもしれないと思う位に出会う『本』は数少ないけど、この本もそれに近い存在感があるかも・・・。だから内容は内緒にしますね。仕事のストレスを抱えて疲れた人に読んでもらいたいお勧めの本だよと紹介したい気持ちも押えています。(結局、紹介してんじゃないか・・・と突っ込みがありそうですが〜♪)
やっぱり偶然にこの本と出会って欲しい。
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